成功者は「自分の成功」を確信する能力がスゴい！

人間の脳は「実体験」と「想像上の体験」の違いがわからない。
感情に強く訴える想像を何度も繰り返せば、まだ実際に起こっていないことでも、人間の脳は「実際の体験」として認識する。成功者は「自分の成功を確信する」能力がずば抜けている。「成功する」根拠がなくても、成功体験を繰り返しイメージし、次々と不可能を可能にしていく。

例えば、ビル・ゲイツは単なる”幸運に恵まれただけの天才”ではなく、自分の限界に果敢に挑戦して成功を手に入れた。この「『必ずできる』と確信できる」ことが天才たる所以である。

思い込みによって自分の能力に限界をつくってしまっている人は多い。過去に成功した経験がないから、これからも成功できるはずがないと思い込んでしまうのだ。
その結果、痛い思いをしたくないから「現実的」に考えることばかり主張するようになる。
「現実的」の定義は人によって異なるが、偉大な指導者が現実的であることはほとんどない。偉大な指導者は誰よりも強い確信を持ち、「必ずできる」という肯定的な考え方で、現実を大きく変えた。

また偉大な指導者や成功を収めた人は楽観的な人が多い。
楽観的な人は成功体験がなかろうが、失敗しようが、平気なので、否定的な信念を持たずにすむ。
その代わり、楽観的な人は「次回は違う方法、行動を取ることで成功する」ところを想像し、それを成功の根拠に変えられる。その能力のおかげで、成功するまであきらめず、ついには頂点を極められるのだ。

偉大な指導者や成功を収めた人はみな、成功への具体的な道筋を知らなくとも、自分の理想を常に追い求めることができる。強力な信念に裏打ちされた絶対的な革新さえあれば、不可能を可能にできる。